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エネルギー業界 : 電力

1.電力業界の現状

電力産業は日本の基幹産業であり、公益産業の性格が色濃く残ります。

そのため、長きに渡り国による保護・規制のもと、民間企業でありながら地域毎の独占が認められてきましたが、政府は「世界一高い」といわれる電気料金を引き下げて経済構造改革を図るため規制緩和を推進。

1995年には電力の卸売りが自由化され、電気事業者以外でもメーカーの工場施設を活用して発電事業を行えるようになりました。

結果、ガス・鉄鋼・電機等の企業が業界に参入しましたが、その影響はまだ大きくは現れていません。原因は、原油価格の高騰により燃料費の負担が増えたこと、また大手各社が電気料金の値下げによる顧客の囲い込みに走ったことなどがあげられます。

2. 電力業界の今後

業界全体の悩みの種である原油価格の高騰に対し、石油を使った発電を縮小し原子力発電へのシフトチェンジを強めています。

しかし、不祥事の続く原子力発電への安全対策には消費者の信頼も含めまだまだ時間がかかりそう。最近では、大手電力会社と住宅メーカーが手を組んで、給湯や調理・暖房にも電気を使う家庭内「オール電化」サービスを展開。

快適さ・安全性・経済性からガス需要を奪う傾向もあり、競争も激化中。また、電力会社の持つ巨大なインフラを生かし、高速データ通信事業の新会社を設立するなど、新事業に挑戦している企業もあります。