転職活動をする上で忘れてならないのがその費用。求人を探し、お目当ての求人に申し込みを行う。面接を受け、
転職を胸の内で決心した。転職後の生活や転活費用の事もしっかりと考え設計できた。この段階まで来れば準備も大詰め。
さっそく仕事探しに・・・と言いたいところですがちょっと待った。ここで改めてやっておくべき重要な事があります。
それが「己とトコトン向き合う」という作業。簡単に行ってしまえばいわゆる「自己分析」という事になりますが、
キャリアの棚卸等よりもどちらかと言えば、少しメンタルな方向性での自己分析を行って頂きたいと思います。
具体的には、己とトコトン向き合って、以下の3つの質問に答えられるようにして下さい。
1. 自分のやりたいことは何か?
2.かなえたい願望は何なのか?
3.転職で一体何を成そうとしているのか?といった
なかなかいや~な質問です。しかし、この3つの質問に明確な答えを出せない限りは、転職はすべきではありません。
これから転職活動が具体になるにつれ、とにかく「何故?」という言葉が付きまとい、行動の理由を問われる場面が多く
なってきます。例えば、現職を辞めるという場面では、そ理由を今の会社の上司、同僚、取引先業、家族、そして転職先
の企業と説明する必要がありますし、また転職先での面接では「何故当社に?」という質問が必ずなされるはず。
この「何故」に応えるためのベースが上記の3つの質問です。転職のベースとなる考えがしっかりしていないのに、
上司を説得できますか?生活をあなたにかけている家族の理解を得られると思いますか?
そして、採用面接で受かると思いますか?
ある程度の準備が進んだ今こそ、具体的な行動を起こすだけの今こそ、しっかりと己と向き合い転職の根本的な
考え方をまとめておくことが重要です。
これさえ決まっていれば、応募書類等すぐに書けます。面接対策もスイスイ進みます。
あせらず、じっくりと自分を向き合う時間を作ってみてください。
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