転職活動をする上で忘れてならないのがその費用。求人を探し、お目当ての求人に申し込みを行う。面接を受け、
採否が出る。一般的なこの流れにおいてもそれなりの費用が発生します。転職活動が長期化すればするほど必要
となってくるこの「転活費用」について考えてみたいと思います。
まずは生活費について。現在の会社を退職した後で転職活動を行う場合、仕事が決まって、初任給を手にするま
では当然「無収入」となりますので、適当な貯蓄が必要となってきます。仕事は早く決めるに越した事はありませんが、
前のお仕事を辞めてまでの転職。妥協はしたくないものです。
しかし、貯蓄がなくなり、生活が息切れしそうになって
きますと、「収入がない」という現実問題が大きく自分にのしかかり、最悪、「仕方がないので」という一番避けたい理由
で仕事を決めてしまうことになります。
納得のいく転職をしたいのは山々ですが、背に腹は代えられません。このように息切れから妥協の転職をしないように、
現在在職中で転職を検討していらっしゃる方は、しっかりと転職活動の期間を決め、その間の生活費がしっかり確保で
きてから、活動を始めるのがベストです。
そして次に転活自体の費用について。費用はおおむね次の3種類。
1. 応募書類に必要となる「写真」:スピード写真で4枚800円程度
2. 書類選考時の郵送代 :80円~120円程度
3. 交通費 :場所による
上記3つは受ける求人の回数分だけ発生してきます。
特に3.交通費はバカにならず、二次面接、三次面接まで発生すると費用も倍になります。
10社以上の受験は当然と言われる現代の転職。
日々の生活の費用にプラスして、転職活動自体にかかってくる費用も件数に比例してどんどん大きくなります。
「さっさと決めればいい」という考え方よりも、「念のため」という考え方の方がベストです。妥協で転職先を決めない
ためにも是非ともご自身の「転活費用」を計算し、ねん出できる体制を整えておくことをお勧め致します。
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