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マスコミ業界 : 出版

1.出版業界の仕組み

書籍・雑誌・情報誌・専門誌などを発行するのが出版業界のお仕事です。

著者、テーマ、編集記事の内容など、読者のニーズと時代の変化を先取りした、企画・編集力とが問われる業界です。

出版業界は、中小企業が数多く存在する業界ですが、上位50社に位置する大手企業が市場シェアの70%以上を占めています。

業界は、本・教科書や参考書・雑誌や専門誌・コミック・写真集など、専門化している出版社と全てを取り扱う総合出版社に大きく分かれますが、市場は総合的な企画力やブランド力を持つ大手出版社の寡占化がさらに進行し、伝統ある中小の専門出版社では経営の存続が困難になっていく事が予想されます。

2. 出版業界の今後

続く若年層の活字離れ、インターネットや携帯電話の普及により情報の収集源が雑誌から変わりつつある事が出版市場を苦しめています。

「あたればホームラン」のベストセラーも読者の減少によりますます難しくなっている点も出版業界の悩みの種です。

出版業界を取り巻く環境は厳しい事は事実ですが、独自のマーケティングや切り口で急成長を遂げる新興出版社も登場しています。

出版を通じた企業のブランディング等を行う幻冬舎がその代表格です。

インターネットに苦しめられる出版業界ですが、ブログが反響を読んでの書籍化、ついで映画化といった逆プロセスでの市場開拓や、原作不作のドラマ・映画界がコミックなどを原案にした結果、TV、映画からコミックに火がつく等、まだまだ開拓の余地と可能性を秘めた業界といえるでしょう。