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業界研究
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交通・運輸業界 : 倉庫
1. 倉庫業界の仕組み
メーカーや商社等の企業から材料や商品を預かり、保管するのが倉庫会社の役割です。倉庫の形態としては、農産物や食料品、化学品、機械製品などを保管する「普通倉庫」。
生鮮品等を低温にて管理する「冷蔵倉庫」、木材等を湾や河川で保管する「水面倉庫」などがあります。
倉庫といっても、ただものを保管するだけではなく、納品先や配送元からの指示により出荷日や出荷先を振り分けたりする業務も発生します。
適切な場所に適切なものを適切なタイミングで届ける事ができるよう、運送会社との協力体制も鍵になります。
2. 倉庫業界の今後
3大倉庫(三菱倉庫、三井倉庫、住友倉庫)各社は国際貨物の総量が減少、加えて不動産収入が減少する傾向にあるため、これの対応策として物流業務受託の展開を強化。
外資系の攻勢が強まる中、新倉庫の開設と既存倉庫の統廃合を行ったり、大手メーカーの文書一括取扱や輸出入取扱の強化等、新たな事業展開を進めている状況です。
特に中国関連の貨物需要が増加しており、中国と日本をつなぐ新たな事業モデルを模索しています。