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エネルギー業界 : 石油

1.石油業界の仕組み

石油業界は、油田開発・原油採掘等の「上流部門」とそれを企業や特約店(ガソリンスタンド等)に販売する「下流部門」に分けられます。

企業の規模によっては上流部門・下流部門の両方を取り扱う企業もあります。石油業界において利益が大きいのは上流部門ですが、上流のポジションを確立しているのは欧米のいわゆる石油メジャーや中東諸国の企業。

日本の石油会社は下流部門が中心で原油の99%を輸入の頼っているため、原油価格の変動にその業績が大きく影響されます。

国内では、石油販売を行う「元売会社」を中心に、原油をガソリンや灯油に加工する精製会社、サービスステーション(ガソリンスタンド)が系列をなしています。

2. 石油業界の今後

重油は大口顧客が他の燃料に転換していることから販売量が減少。石油精製による収益も低調です。

国内市場での成長が見込めないため、国際的に授与の高い高付加価値化学品の開発に力を入れる動きも出てきています。

国際的な原油価格高騰により、主力のガソリン値は大幅に上昇しました。石油元売各社は販売価格が上がったことで増収増益となったところが相次ぎましたが、販売会社は消費者の負担増を受けその利益が圧迫。

利益確保のため有人給油所から無人のセルフ式給油所への移行が目立ちますが、その経営環境は厳しいと言わざるを得ません。

また近年、資源問題や環境問題などから石油に代わり、天然ガスの利用も注目され低燃費車両の普及に伴い需要は先細り傾向。業界の再編が起こることも予想されています。